木を植えよう。

2013年10月10日 17時49分 - 山崎聡子

先日もまた東北地方で地震がありましたね。
桜島の大きな噴火も続いてますし、日本列島は、
いえ、地球は生まれ変わりたくてしょうがないご様子。

いつまた津波の被害があるかわかりませんね。
スマトラ沖地震の時も、数年たってから津波被害がありましたし。

でも自然現象。
備えあれば憂いなし。

先日、福島県南相馬市へ植樹しに行って参りました。

ただの植樹ではありません。

沿岸に、津波の被害で出た瓦礫を埋めて、広葉樹を植えて防潮堤を作る
↓『森の長城プロジェクト』↓へ参加してきました。
http://greatforestwall.com/

土地固有の広葉樹を植えます。
よく沿岸に植えられている松の木は根が浅いので、津波に弱く倒れてしまい、
その倒木がさらに家を壊すなどの二次被害も多いです。

広葉樹は根をよく張るので、津波が押し寄せても倒れることなく、
また引き波で流れてきた瓦礫などを絡めて、そこに留めておくことができるそうです。

実際に、広葉樹が植わっていた近辺は津波の被害を抑えることができています。
いろんな役割があるのでしょうが、これも昔の人の知恵なんですよね。

今回は処理に困っている瓦礫も植えて、その空間がさらに根を張るのに適しているそう。
緑も増えて、地球にも優しい。
一石二鳥、いや三鳥な計画です。

今回は2万本植えたらしいのですが、それでも沿岸のほんの一角。
長城にするまではまだまだ時間がかかりそうです・・・。

地道な道程ですが、未来のそこに住む人たちのためにも・・・
着々と進んでいくといいなと思います。

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