カリスマ

2013年06月27日 13時04分 -

今年でJリーグ20周年記念になりました。ここまで至るには今日まで発展を支えてきた先人達のおかげだと思います。

今回はその日本のサッカーの先駆者たちのエピソードをまとめてました。
ご紹介するレジェンドは釜本 邦重氏です。

「日本サッカー史上最高」と言われた伝説のストライカー。
1968年メキシコオリンピックでは7得点を挙げ、得点王に輝くと共に、日本代表の銅メダル獲得に大きく貢献しました
右足から繰り出される強力なシュートが最大の武器で
特に右45度からのシュートは正確無比。そのレベルは恩師のクラマー氏曰く、世界最高クラスのレベルであった。(当時はブラジルのサッカーの神様、ペレ。ドイツの皇帝、ベッケンバウアーが世界で活躍してた。とか。)
また、左足からのシュートも右足ほどではないが正確であり、跳躍力を活かしたヘディングシュートも美しく、後に釜本氏は、自らのシュートについて
「5割は右足。左足が3割で、頭が2割」と語っている
即(すなわ)ちあらゆる形からゴールを奪う事が出来る万能型フォワードであった。

エピソードの1つとして、メキシコ五輪の大会合宿中に、ファンにサインをしていた釜本氏に対し、あるサッカークラブのスカウトが色紙と見せかけて契約書にサインさせようと試み、これに気付いたクラマーコーチが間一髪で阻止する一幕もあったとか。。今じゃ考えられませんね。笑 でもスカウトがノドから手が出るほど以上の逸材だったのかもしれません。
2006/4/19放送のトリビアの泉で、「代表引退」の理由は「会社で机に脚をぶつけ、止まっているものも避けられないと身体の衰えを感じたため」と言う逸話が残っています。

釜本さんの事は自分自身は名前しか聞いたことがありません。
ただこのような方以外にも日本代表を支えてきた先人たちもたくさんいられるかと思います。
決定力不足で苦戦をする近年の日本代表ですが、この時代に釜本氏のような重戦車ようなFWがいたら、W杯優勝も難しくないかもとか考えてしまったり。。

膨らむ想像しながらまた来年のW杯期待を重ねていく自分がいます。

写真は
左が現役時代の釜本氏

右は釜本氏とペレ氏(ブラジルのサッカーの神様)との2ショット

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